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原文へのリンク:Fedora Project FAQs http://fedora.redhat.com/about/faq/
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レッドハット社の経営全般に関する委員会において、レッドハットリナックスを製品として提供して行くには余りにも数多くの妥協を強いら れて来たとい う背景から、今後コミュニティが主体のプロジェクトとして取り組むべきであると決定されました。(新しい)フェドーラコアというディスト リビューション は、(従来のような)小売店の棚に並べられて販売されるような製品として提供されるのではなく、プロジェクトの運営委員会が決めた計画に 従ってリリースさ れるものとし、コミュニティーに開かれ、その影響が反映されたものとなる予定です。
製品版からプロジェクトに移行することで、
ユーザーに最新の開発成果が利用することを保証します。
オープンソースの開発手法を採り入れることで、開発速度が向上します。
現在の運営委員会の委員は、プロジェクトのウェブサイトの leadership section というページに載せられています。
「GPL」などのオープンソースモデルでは、そうした行為を認めていますが、いかなる利用であっても、商標に関する規定に 従う必要がありま す。
もちろんです。是非ともそうするようお願いします。ただ、「商標に関する規定」 (Fedora Project trademark rules)には従うことが求められます。
いいえ。レッドハット社は、そのウェブサイト上であれ、電話であれ、何ら公式なサポートをしません。レッドハット社の製品はフェドーラ コアが基にな る予定ですし、このプロジェクトに対しては、外部支援という形で出来る限りの援助を行うこととしています。今後発売されるレッドハット社 の製品には、最近 のフェドーラコアの成果が部分的に活用されます。
その詳細については、「About」と いうページ を参照してください。
限られた経費を使って効率的に行うために、製品版にはフェドーラコアのパッケージを取り込むことになります。フェドーラプロジェクトの 目的の1つ は、高品質な追加用パッケージの開発にあります。このプロジェクトが成功すれば、今後サポートの範囲を全てとしなくても済みます。
セキュリティー上の更新や、バグの修正、新機能の追加など、全てがレッドハット社・サードパーティー経由で利用できます。更新情報は、 事前に検証さ れてから公開されます。特に問題がある場合で、プロジェクトの目的から判断してセキュリティー上多いに懸念が発生した時には、パッケージ の削除も行いま す。更新情報が提供されるのは、今後の開発のサポートが目的ですので、誤解しないようにする必要があります。次期バージョンが公開されれ ば、現行バージョ ンに対する更新の提供は、2ヶ月ないし3ヶ月限りです。つまり、「Fedora Core 1」の場合、「Fedora Core 2」がリリースされた後では、引続き2〜3ヶ月のあいだ提供される予定です。それ以降についても、同様とします。
フェドーラコアのリリースについての決定権は、レッドハット社が留保します。しかし、プロジェクトの目 的に沿った 技術的な判断の決定を行う際には、部外の開発者も参加します。
x86 のアーキテクチャーをまずサポートする予定です。他のアーキテクチャーについては、ビジネス的に関心を引くものを対象としてサポートする 予定です。この手 法をとれば、バグを見つけて修正することが容易になります。バグがすぐに見つかれば、その原因を特定し、修正することが容易になります。 他のアーキテク チャー開発が目的であるなら、コミュニティーの参加を多いに歓迎します。他のアーキテクチャーをサポートするためのメカニズムや手法、具 体的な手順などは 未だ何もありませんが、すぐに用意されることでしょう。他のアーキテクチャー用の独自ビルドを製作する前には、取り組みが重複して無駄に なることを避ける ため、事前にコミュニティーのメンバーに照会されることを推奨します。
包装箱に入れられて、小売店で販売されるということはありません。プロジェクトの成果物には、値段が付いていません。
フェドーラコアの開発は速い速度進展することが期待されているので、小売店で販売するという方法は適切ではありません。製品を箱に詰め て出荷するの は、多くの手間がかかりますし、約半年毎にアップデートされるような製品を小売店が効率的に捌くことはできません。さらに、製品を小売店 に出荷する準備を 整えるのは手間のかかることなので、市場に出荷する時期が遅れてしまうことになります。これでは、ユーザーが本当に最新の製品に触れるこ とができません。 レッドハット社の製品に関する詳細な情報については、そのウェブサイトから入手することができます。
リリースされるものは、 CD や DVD 用のiso イメージとして提供されます。サードパーティーのオンライン販売や、雑誌・書籍での提供、さらには見本市での提供もありえます。BitTorrent? もそのうちの1つです。(リリース毎に iso イメージとして無料で提供される以外、他の全ての方法がいつも利用できるとは限りません。)