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OpenOffice.org 2.0 で住所録作成とその活用

はがきの宛名印刷に対応できる、汎用的な住所録の作成方法を紹介します。

  • OpenOffice.org 2.0 で住所録作成とその活用
    • 住 所録テンプレート(ひな型)ダウンロード
    • オー プンドキュメント形式へ変換
    • 項 目名の追加・変更
    • 項 目の移動
    • テー ブル(Table)の追加
    • 住 所録テンプレート(カスタマイズ版)ダウンロード
    • 入 力データの並び替え
    • は がきの宛名印刷に利用する
    • Calc で作った住所録をCSV形式に変換する
    • HSQLDB を使った住所録作成(外部リンク)
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住所録テンプレート(ひな型)ダウンロード

OpenOffice.org 公式サイトで配布中の住所録テンプレートを入手します。
入手先:http://ja.openoffice.org/documents/tips/archives/tategaki.lzh
ダウンロードしたファイル tategaki.lzh を解凍ツールで展開します。最近のたいていのディストリビューションでは、マウスでダブルクリックすれば書庫マネージャが自動解凍しま す。

そのうちの calc_adress_tate.sxc が住所録テンプレートです。

Screenshot-calc_address.sxc.jpg

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オープンドキュメント形式へ変換

上記サイトでダウンロードしたテンプレートは .sxc形式なので、オープンドキュメント形式へ変換します。オープンドキュメント形式へ変換することで、OpenOffice.org 2.0 の全ての機能が利用可能になります。
メニューより [ファイル]>[名前を付けて保存]>[OpenDocument? の表計算ドキュメント(.ods)]>[保存]

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項目名の追加・変更

追加すると便利な項目には、次のようなものが挙げられるでしょう。

  • ふりがな(氏名読み)
  • 電話番号
  • 勤務先電話番号
  • FAX番号
  • メールアドレス
  • 備考
    など。

郵便番号(〒)と住所2 の項目は、このテンプレートに含まれている計算式により、はがきの宛名印刷で利用するためのものなので、変更しないでおきます。
その他の既存の項目は任意に変更することができます。

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項目の移動

Calc の編集機能を使って、項目(列)の移動が自由にできます。列の切り取り・貼り付けが使えます。計算式は自動修正されるので、項目を移動し ても影響しませ ん。

氏名の項目を左端へ移動すると見易くなります。

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テーブル(Table)の追加

Calc では3つのテーブル(table)が標準で含まれています。これは、Exel でいうシート(sheet)に対応しています。したがって、テーブルの追加も容易に行なえます。

上記までの項目で自分用の住所録の体裁が完成したら、テーブルを追加することでそれを活用します。下記は完成した住所録(その一例)で す。

Screenshot-calc_address.ods.jpg

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住所録テンプレート(カスタマイズ版)ダウンロード

上記作業手順が一切不要となるよう、テンプレート(ファイル名:addressbook_template.ods)を用意しました。

この住所録テンプレート(カスタマイズ版)がダ ウンロードできます。ダウンロードした後、OpenOffice.org で開けば直ぐ使い始めることが可能です。このテンプレートには計算式を500行目まで含めてあります。したがって、項目のある第一行目を 除き、499件の データ登録が無修正のままで行なえます。

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入力データの並び替え

逐一追加した住所録データは、後でそれぞれの項目にしたがって自由に並び変えが出来ます。たとえば、

  • 氏名の「あいうえお」順
  • 郵便番号順

データの並び替えの操作は、メニューの [データ]>[並び替え] より操作します。

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はがきの宛名印刷に利用する

関連項目 OpenOffice/GreetingCard 2を 見てください。

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Calcで作った住所録をCSV形式に変換する

OpenOffice.Calc で作成した住所録は、標準では .ods または .sxc形式で保存されます。他の宛名作成や年賀状作成ソフトで直接取り込めるように、汎用的なCSV形式に変換します。変換は次の手順 で行なえます。

  1. Calc で作成した住所録を開きます。
  2. [ファイル]メニューより、[名前を付けて保存]を選択します。
  3. ファイルの種類を「テキスト CSV (.csv)」に変更します。
  4. [はい]を選択し[OK]で保存が完了します。
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HSQLDBを使った住所録作成(外部リンク)

データベース機能を存分に活用するには、OpenOffice.org Base を使います。大量のデータを登録し、データの任意抽出・検索機能を活用したいという向きでは、データベースを利用する方がより適していま す。次のリンクを 参照してください。

  • HSQLDB を使った住所録を作成